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2008/08/19

カッパドキア2

自然景観という意味からすると、ウチヒサルとチャウシンはすごくよかった。どちらも360度の大パノラマで広大なスケールが一望できる。

Img_0494_2 ←ウチヒサル。トルコの国旗が立っている頂上まで上ることができる。頂上には柵などなく、うかうかしていられない。でも小さな子連れでも来ており、しっかりケアしていれば大丈夫。




P1040267 チャウシンは、キリスト教徒らが初期の頃に住み着いた民家で、崖に住居が掘られている。しかし以前崩落してそれ以来人は住んでおらず廃墟のようになっている。ガイドブックにもあまり詳しくは紹介されていなかったので期待していなかったけど、その民家の崖を通り過ぎて頂上まで行くと、大パノラマが現れて大いに感動した。


P1040218 人間がカッパドキアに住み始めた頃は、「お前、どのキノコにする?」「じゃこっちのキノコ岩を俺んちにするわ」みたいなノリだったに違いない。よく見るとそれぞれの岩に入り口の穴があり、中が住居になっている。

そのころから割と空間に対する所有の意識って強かったのかな?家を建てるのに資材を運び込む必要がなく、ノミと根気があれば自分だけの空間ができる。ギョレメ野外博物館には何十もの教会が隣接して残っているのは、町内会の集会所のように(笑)、いつくかのグループがそれぞれの教会を持っていたからでないかな、という意見に同意。

もう一つ、人がここを住処にするようになった理由は、固くない岩盤で掘りやすかったからだ。今は特に大きな規制なく、これら岩に立ち入ることが出来るけど、大勢の人が踏みしめるだけで岩が削られていく。多分日本だったらとっくに保護目的で立ち入り禁止になっているだろうな。ここも近い将来、そのようになっていくんだろうな。

Img_0522
今にも頭が落ちそうなキノコ岩。

Img_0521_2
一番左は、過去に頭が落ちたに違いない。

P1000648_2
キノコ岩になる過程の層。風雨の浸食によって固い層が残り柔らかい層が細ってキノコのようになっていく。

P1000649
これはきのこが2本に分かれた過程が分かりやすいかも。股のところに水が流れて削っていったに違いない。これと似たようなことが大規模に起こって奇岩の群れができた…。

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