2009/07/03

即席サンフランシスコ観光

ボクは欧州便を中心にかなり飛行機には乗っている方だけれども、オーバーブッキングはそんなに経験はない。カナダの人に言わせてもアメリカの航空会社のは特にひどいそうだ。

稼働率を上げるために、キャンセルを見込んで多い目に仕込み、「たまたま」あふれた場合は都度対応しようということなのだろう。八百屋さんが野菜を何個仕入れておくかというサプライチェーンと基本的には同じ考え方だ。多く仕入れすぎると売れなかったら廃棄しないといけないし、少なすぎると欠品してしまう。アメリカの航空会社の場合は、想定する欠品率(品切れを起こす割合)の設定が大きすぎるのだ。

欠品率を低くして、いつも数%の空席を抱えて飛ぶよりも効率的という割り切りなのだろうけど、なんだか物扱いされているようにも感じる。サンフランから現地直行だったものが、シカゴ経由に振り返られ、そのどちらの便でも同じようにオーバーブッキングが発生していた。

よそのオーバーブッキング客が流れてきて玉突き現象が起こっている。怒っているお客への対応と、別便への振り替え作業で職員がてんてこ舞いしていた。シカゴ発便には出発時、46人もウェイティングリストに残っていた。

サンフランの空港での振り替え便は夜中の12時半。午前中に到着していて14時間近く空港で時間を潰すのは地獄だ。2人いた他の同行者はどちらもサンフランは初めてで、即席観光に連れて行くことにした。一応ガイド資格保有者だ(厳密には日本でのみ有効だけど)。

頼りは1996年に訪れた記憶のみ。ガイドブックも何にもなく、とりあえずダウンタウンへ。路線バスで約30分。一人4.5ドル。大体この辺かなというところで降りてしばらく散策。坂道を走る路面電車に乗り、よく写真に出る有名な曲がりくねった坂道(名前失念)を見、フィッシャーマンズ・ウォーフへ行き、ゴールデンゲートブリッジとアルカトラズ島を眺めながら、小えびのフライをほおばる。

フィッシャーマンズ・ウォーフには左利き用のグッズが売ってある店があったのを覚えていて、それが今でもあったのが個人的には嬉しかった。「Lefty’s」というお店で、左利き用のはさみなどが売っている。そこから派生してパロディ品も置いてあって見ていて楽しい。左方向に回る時計や、取っ手を右手で持つと吸い口のところに穴が開いていてうまく飲めないマグカップなど。もっともボクは右利きだけどカップはいつも左で持つけどね。

行き当たりばったりにしては一通りのポイントが網羅できて、満足してもらえたのではないだろうか。新米ガイドとしては十分に及第点(自己採点だけど)。

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2009/07/01

同行者が新型インフルに感染

トラブルの多いツアーだった。オーバーブッキングのため、往きの飛行機が乗り継げず、サンフランシスコで14時間足止めをくらった。ようやく到着した現地では、同行者の一人が展示品のコンポーネントの一つを落下して破損してしまった。冗談で「次は何だろう、この話のオチはきっと誰かが新型インフルに掛かるんだよ(笑)」と言っていたら、本当に感染者が出てしまった。

帰りの飛行機で喉が痛いなとは思っていたらしい。帰国して熱も出たので病院に行ったら、検査して半日後にあっさり新型インフルと認定されたそうだ。空港から病院、自宅しか移動せず、迅速に対応したので症状や周囲への影響は最小限だった。ひと月前だったらもっと大変だっただろうけど、周囲の過剰反応は沈静化しており、会社の処置は本人のみ1週間自宅療養、同時に帰国した同行者は変わらず出勤している。通常の季節性インフルと同様だ。

一人現地に残っているボクは、また毎朝の検温と報告の義務が増えた。でも約1週間行動を共にした人からの発生なので、もうテレビや新聞の他人事ではなくなった。感染元は不明。展示会だったので、どこから来たかわからない人がたくさんいるし、色んな人と握手した。たまたま彼だったというだけで、自分がなっていてもおかしくは無い。

その後カナダ・トロント(ここでボクは情報を知った)、またアメリカに戻ってニュージャージーとこなした後ようやく帰国便へ。今度は悪天候のためまた乗り継げず、サンフランシスコで1泊しなければいけなくなった。やれやれ。まだこの流れは続いているな。

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2009/06/13

MacBook Pro

これからアメリカ、カナダへの出張。

直前にインフルエンザの緊急度が6に引き上げられたのに、今回は全く出張には影響なし。前回騒ぎ過ぎた対応への反省でもあり、既に十分に対策されているという自信でもあり、もっと被害が拡大するまでは、すっかり過去のことになって健忘症になっているとも言える。

でもまだうかつに風邪も引けない状況には変わりはない。

先日新しいMacBookが発表された。性能が上がって価格が下がって凄く良くなってた。待った甲斐があった。新OSのSnow Leopardが9月にずれ込んだのは残念だったけど、これから購入するユーザーには優待アップグレードが提供されるし、さして大きな支障ではない。

ただ為替レートの関係で、カナダで買うと日本で買うよりかなり格安だったのに、新価格は上手にバランスされていた。これなら割引のある日本のお店で買うのとあまり変わらないな。カナダで買うぞと意気込んでたけど、帰ってきてから日本で買うことになるかもしれない。

ここ何年かはiTunesのビデオポッドキャストにアップルキーノートがアップされるのが待ち遠しい。コンサートのライブビデオを待つに似た心境だ。ワクワクする。スティーブが療養中で出てこれなくても、イチロー以外の選手もよく知ってるぜ的なマニア乗りで、むしろ面白がってる。新しいMacBook Pro、楽しみだぁ。

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2009/05/22

カナダ(しつこくインフルネタ)

スウェーデンの後に来週回る予定だったカナダ・トロントへの出張はしばらく延期することにした。現地からは大層がっかりされた。会社のやることだから想定はしていたけど、過剰反応しすぎだと。

カナダではもうほとんどこの話題はニュースで聞かなくなったし、死亡者はたった1人で、それに対し季節性インフルエンザでは毎年4千人の方がカナダでは亡くなっているのだと。

前回出張から帰国したときは、無事帰ってきたことを連絡するのがちょっと遅かっただけで、何で連絡しないんだと、しつこくフォローされた。出張期間中にも発熱等なく元気に過ごしているとちゃんと毎日連絡を入れていたのにも関わらず。

心配してくれるのはありがたいけど、実際は出張者リストの無事帰国欄が埋まることが本部にとって一番の関心事であって、身体が本当に大丈夫かはさして重要ではないんだというのが見え見えの対応だったな。

カナダへの出張は来月に再度設定する予定。その頃には状況が一通り見えてきて、対応が落ち着いていればいいな。今は過剰反応と知りつつ、でも万一自分が対象者になるとエライ目に合うから用心しているに過ぎない。

実際スウェーデンに行く前は、現地では十分に留意して行動するように、なんて言われていたのに、感染者2人のスウェーデンから、あっという間に300人の感染者を超えた日本に帰ってくるときは、帰ってきてからの方が用心してね、なんて言われる始末。

無理やり楽しい方に目を向けると、今MacBookを買おうかなと検討しているところ。来月には新OSのSnow Leopardがリリースされる予定。カナダでMacを買うと為替レートの関係で日本で買うより安く買える。そんなことでも考えながら、毎朝体温を測ることにしよう。

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2009/05/18

インフル騒動の中、また出張

今日からスウェーデン。この時期のスウェーデンはいいな。寒さで凍えることもないし、スパイクタイヤも無くて街中がクリーンですがすがしい。夜の10時でもまだ明るい。ただインフルエンザの関係で、準備が多くて面倒だ。

出張する場合は、うがい薬と抗インフルエンザ薬を会社が用意する、マスクと体温計は自分で用意する、というふうに当面のルールが決められた。ようやく花粉の季節が終わってマスクから卒業だと思っていたのに、また買わなければならない。体温計は持っていかれると家で何かあったときに困るからと、家族からのブーイングでもう一本買う羽目になった。出張中、毎朝体温を測らないといけない。う~。

会社からはタミフルが支給されるのかと思ったら、ストックがないので渡せませんとのこと。実態はこんなもんだ。しかもうがい薬はあまり効果がないかもとのこと。実際にはうがいよりもマメな手洗いの方が効果的なのだそうだ。

ということで、これらとは別に手洗い用のアルコール消毒剤を買ってみた。これは使えそう。ハンドソープのようなポンプ容器に入っていて、手にとって手もみしながらなじませる。指の股や爪の間を念入りに。アルコールだからそのうち勝手に蒸発する。洗面所に行く必要もないしタオルも要らない。普段から使えそうだ。

インフルエンザ菌はくしゃみ等の飛沫に含まれていて、空気感染はしない。その唾液を触った手で口を触ると粘膜細胞に入り込む、というのが主な感染経路らしい。仕組みさえ理解できれば、用心すべきところが分かるし、過度に恐れる不要はないのだ。

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